レーシングカートのクラス分けについて |
「さあ、レーシングカートを始めよう!」
レーシングカートには様々なクラスがあります。
エンジンやシャシー(フレーム)やタイヤによって「ジュニア」「入門向け」「上級者向け」
といった形で分けられています。
カートを始めたばかりの人が上級者クラスにいきなり挑戦するのもありですが,難しいのも事実。
ここでは主に北海道で採用されているクラス分けを中心にご説明しましょう。
クラス名 | 格式 | エンジン | 参加可能年齢 | 備考 | コメント |
コマー60クラス (COMER60) |
クローズド | COMER60 | 当該年度 満7〜11歳 |
小さな子供達が一生懸命頑張ってレースする姿はいつ見ても微笑ましい。しかしレース内容は激戦そのもの。 レースの仕組みやマナーなどを小さな内から学ばせるのにぴったりのクラスだ。 平均エントリー数 8〜10台 |
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Jrクラス(FP3) | ↑ | KT100S 吸気制限あり |
当該年度 満10〜14歳 |
体が大きくなりコマーでは厳しくなった子供達のクラス。 KTに吸気制限を行いパワーを下げて安全なレースとしている。 |
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O&Kお奨め! Super83クラス 初心者からベテランまで |
↑ | KT100 PRD RK100 カーレル PCR-PV |
満12歳以上 | ライセンス不要 吸気制限や重量ハンデなどでエンジンの差を調整。 |
様々なエンジンの混走で楽しむGTのようなクラス。やや滑りやすい83タイヤを使うことでマシンコントロールが身に付く。また子供でも大人と混走できるので駆け引きなどの修練にも向く。南幌で最も人気のあるクラスだ。 O&Kではレンタル未経験のドライバ−にお奨めしているクラスである。また「生涯83クラスに賭ける!」というような根強いファンも多い。 体力の落ちて来たベテラン達も参戦することから,子供と大人の一騎打ちがよく見られる。 平均エントリー数=10〜20台 |
ARTAクラス(FP3) SSオープンクラス 中級者向き |
制限付 | KT100S | 満12歳以上 | タイヤ=SL02 要JAFライセンス |
本州では最も盛んなYAMAHA KTエンジンを使用するクラス。全国大会も行われることからレベルは高い。 しかし北海道ではPRDに人気を奪われ参戦台数がまだまだ少なく狙い目のクラスだ。 SSオープンクラスとも言われる。 カート経験の少ない中学生〜 平均エントリー数=6〜15台 |
PRDクラス(FP2) 中級者向け |
制限付 | PRD RK100 | 満13歳以上 | タイヤ=SL02 レース距離が長め |
北海道で最も人気のクラス。 参加台数が多いためどの位置を走っていてもライバルに恵まれるのが魅力。 しかし高いレーススキルが求められ,ヒト,モノ,体制など全てに完璧を求めるドライバーも多い。あたかもF1のように勝てるドライバーは数人であり、その数人に挑むために日夜努力を惜しめない。 平均エントリー数=8〜30台(08年から減少に転じる見込み) |
O&Kお奨め! PRD125Avantiクラス 中〜上級者向け |
リブレ | PRD Avanti |
満13歳以上 | タイヤ=SL02-SL07 要JAFライセンス |
100ccエンジンでの実績をもとにPRDが送り出した新機軸エンジン。 KTやPRD100でハートを始めた選手のステップアップを支える安価でハイパワーなエンジンを使うクラスだ。 125ccのパワーは圧倒的でありながらランンイングコストや導入資金が安く済むため今後伸びるクラスと言われている。 平均エントリー数=08年から展開開始予定 |
O&Kお奨め! Rotax Max Challenge (RMC)クラス 上級者向け |
リブレ | ROTAX |
満13歳以上 | タイヤ=ミドルグリップ 要JAFライセンス |
毎年世界大会や日本大会が行われ、各地方でのシリーズも盛り上がっているグローバルなクラス。 北海道でも参加選手が増えRMC北海道シリーズやJAF地方選手権南幌シリーズなどが行われている。 いつかは挑戦してみたいクラスだ。 平均エントリー数=増加傾向10〜25台 |
イベントレース | クローズド | 種々 | 様々 | 各サーキットやシリーズがお祭りイベントとして開催するレースの場合,上記クラス分けとは別の形で行われることも多い。 Super83特別ルールや、PRD特別ルールや、エンジン不問のレースなどその時々に面白いイベントが行われることがあるので目が離せない。 |
以上のようにたくさんのクラスが設定されています
基本的にどのクラスから出場することも可能ですが、
O&Kでは多数回のインタビューをドライバ−と行って
適正なクラスを選んでいただくようにしております。 >>>>ステップアップについての説明ページはこちら