<カリー軒のカリーの秘密ページ>
レポーター:HP管理人 F1カメラマン澤田賢志
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「いやあ、ウチのカレーはそんな特別なことは何もしていないんですよ」とおっしゃるご主人を説き伏せ、
僕の大好きなカリー軒のカレーの秘密ページを作らせていただくことになりました。
お店のHPの「秘密ページ」なので、書けないこともありますけど、どうぞ、カリー軒の
「こだわりの手作り」を感じていただければ幸いです。
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カレーの仕込みは、いくつかの仕事を平行して行います。これは、カレーのルーを仕込んでいるところ。あらかじめ作ったルーを、オーブンに入れ仕込みます。 | ||
同時に、チキンスープも作ります。ルーもスープも仕込みには時間がかかりますから、平行して進めて行くのです。 火にかけた鳥ガラから出るアクを取りながら、順に野菜なども加え、おいしいチキンスープを抽出します。 |
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ルーとスープに火が入ったら、今度はベースの仕込みを始めます。ご家庭でも良く知られたように、カレーの基本通りにタマネギむきから始まります。 | ||
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1時間ほど経つと、半分ほどの量になってきます。ここからが焦げやすいところ。付きっきりでお鍋の面倒を見続けます。 | ||
同時進行で進めているルーも、およそ30分に1回ほどかくはんして熱をまんべんなく回します。ルーはこの作業をオーブンの中に入れて2時間ほど行います。 その後火を止め、余熱でさらに1時間寝かせると完成です。 |
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タマネギとニンジンを鍋いっぱいにしたところから、ほとんど底の方になるまで炒め続けること3時間弱。スパイスなしで、黄色く色づいたタマネギとニンジンです。 ここまで来たら、いよいよカレーのスパイスの投入。 |
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カリー軒では、ベースとなるカレーパウダー2種類と各種スパイス合計30種類以上のスパイスやかくし味を使ってカレーを作ります。並んだギャバン胡椒の缶の中には、種々のスパイスが入っています。 | ||
カレーの主なスパイスの入った鍋。 ここから急速にカレーの香りが店内に漂い始めます。 スパイスと野菜をなじませつつ、焦がさず、気を使うところですね。 |
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この時点で、お肉をお鍋にいれて炒めます。写真はチキンカレーの鳥肉を入れたところ。 とても柔らかいお肉なので、身が崩れやすく、ここからは手早い作業になります。 |
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お肉が入ってから、かくし味がいくつか入ります。でも、ちょっとお見せできないのが残念。とはいえ、どこのご家庭にもあるような食材を使っているんです。 | ||
「何か一つだけでも(^^ゞ」とのお願いに、ご主人一つだけ公開を許してくれました。 写真はそのかくし味の一つのナッツを砕いているところ。あらかじめ砕かれたナッツではなく、作るときにその場で砕いて鍋に入れています。 |
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スープがなじんできたら、こちらも3時間かけて作ったルーを投入。
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ルーが入るとカレーがドロッとしますね。ですからここからは焦がさないように細心の注意です。 | ||
ルーとスープが良く馴染み、味が安定するまで約1時間かくはんを続けます。 | ||
作り始めてから約5〜6時間。やっとカレーの完成です。 どなた様にも安心して食べていただけるよう、スパゲティーソース2種類、ドレッシング、ハンバーグソースなども手作りで頑張っています。
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